２００１年７月１７日（火）　【ホーチミン最終日】　HO CHI MINH

　今日は、ホーチミン最終日。

　３人で市内観光へ。
　まず「統一会堂」へ向かう。

　ベトナム・アメリカ博のようなものが昨日まで開かれていたみたいで
　その撤収作業が行われていた。なんだか、あわただしい雰囲気だった。

　統一会堂は、南ベトナム政権時代の旧大統領官邸。
　現在の建物は１９６２年から４年間かけて建てられたもので
　大小１００以上の部屋と屋上にはヘリポートもある。

　地下に下りると一変して秘密の軍事施設に。
　ベトナム戦争中に使われた大統領の司令室や暗号解読室。
　アメリカとの連絡を取り合った放送局などが残されている
　 　統一会堂
　　 　統一会堂内
　 　昼食は、ガイドブックにのっていたレストランへ。
　チャーハン、エビの炒め物、魚の煮込み、ほうれん草のニンニク炒め。
　どれも、すごくおいしかった。この旅の中で最もおいしい食事だった。
　でも、この旅で一番高い食事だった。
　それでも、３人で１５万ドンほどだった。
　 　 　昼食
　　 　午後は、歴史博物館へ。
　 　歴史博物館
　　 　ベトナムの歴史がわかる場所。
　日本や中国など近隣諸国との交易の様子も知ることができる。

　ホーチミンで発見された老婆のミイラが安置されていた。
　 　ミイラ
　　 　この歴史博物館の敷地内には、動物園もある。
　そんなに珍しい動物はいないが、動物園も見に行った。

　サルが調教されていたので、それをじっと眺めていた。
　怒鳴られ、鞭で打たれ、かなり厳しい特訓だった。
　サルは自転車を必死にこいでぐるぐるぐるぐる回っていた。
　心の中で、応援してしまった。

　これまで、無理して色々見て周ってかなりバテていたので
　今日はあまり無理をせず早めにホテルへ戻ることとした。

　シンカフェで、コーヒーを飲んでちょっと休憩した。
　その後、デタム通りにある足裏マッサージのお店へ向かった。

　まず、店内に入ると、ハーブの入ったお湯に足をつける。
　これが、微妙に振動するのでとても気持ちがいい。
　温かいジャスミンティーのサービスもついてくる。

　その後、何故だかミニスカートのお姉さんが、足にオイルを塗ってマッサージしてくれた。
　さらに、足つぼマッサージ・肩・腰・腕のマッサージをしてくれて
　１時間５万ドン(１００ドン≒１円)。
　日本じゃ考えられないほど安い。
　今までの疲れがすっかりとれて、快調な足取りで店を出た。

　ホーチミン最後の夜は、フエ料理を食べに行った。
　店内は高級そうな雰囲気で、中には日本人がたくさんいた。
　エビのさつま揚げ、フエ風生春巻き、椰子の葉にくるまれたご飯。
　それから、大好きなレモンジュースを頼んだ。
　２人で１２万ドンほどだった。

　ホテルへ戻る途中、昨日親切にしてもらったタイさんと偶然会った。
　タイさんのお友達の、日本からの留学生の女の子が一緒にいた。
　彼女は、ベトナム語を勉強するために、こっちに留学しているそうだ。
　彼女の話しによると、タイさんは、日本語はもちろん、英語もあまりわからないそうだ。
　「英語も話せないのに、いつもどうしてコミュニケーションがとれているのか
　不思議なんです。ちゃんと通じてました？」
　と聞かれたけど、そう言われてみると、確かに私の質問にあまり答えてはくれなかったような。。
　私の言うこともわかってたのかな？
　でも、通じてたような感じはしたんだけど。
　とにかく、「本当に昨日はありがとう。」と言ってお別れをした。

　今日で、ベトナムとお別れ。
　明日は、ついにアンコールワット！！




ベトナム＆カンボジア　旅日記


７月１４日【到着】　　 ７月１５日【市内１日観光】　　 ７月１６日【クチトンネル】　　 ７月１７日【ホーチミン最終日】

７月１８日【アンコールワット】　　 ７月１９日【周辺遺跡巡り】　　 ７月２０日【自由行動】


【エピローグ】