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ベトナム&カンボジア 旅日記



7月14日【到着】   7月15日【市内1日観光】   7月16日【クチトンネル】   7月17日【ホーチミン最終日】

7月18日【アンコールワット】   7月19日【周辺遺跡巡り】   7月20日【自由行動】


【エピローグ】


 2001年7月14日(土) 【到着】 HO CHI MINH

 7月14日 午前11時15分。
 関空から一路、ホーチミンに向けて出発。

 5時間後に、ホーチミンのタンソニャット空港に到着。
 現地時間は、午後3時。
 気温33度。2年ぶりのホーチミン。

     空港を出ると、日本で予約をしていた
 「BEE SAUGON HOTEL」の人が迎えにきてくれていた。
 空港からホテルまでの道中、一度見たことはあったけど
 やっぱりバイクの多さに面食らった。
 これこそ、ホーチミン!という感じ。縦横無尽に道路を走るバイクの大群。
 旅行中、事故を一度も見なかったのは不思議。

 そして、バックパッカーが集まることで有名なファングーラオ通り近くにある
 BEE SAIGON HOTELに到着した。

 ホテルからの眺め
   

 このホテルの従業員は、日本語がしゃべれる。

 女性の従業員さんがしゃべる日本語は、とても流暢だった。
 聞いてみたら、去年の秋から勉強してると言っていた。
 まだ1年経っていないのに、こんなに喋れるなんて。
 ここにもう1人いる男の従業員さんも、日本語を1年位勉強してるって言っていた。
 でも、しゃべりはあまりうまくない。何を言ってるか、かろうじてわかる程度。
 このおじさんには、次の日、市内観光に連れて行ってもらった。
 そうやって、小遣い稼ぎをしてるみたいだった。

 1泊18USjのツインの部屋に泊まることにした。
 荷物を置いてから、旅行中に履くサンダルを求めて
 ホテルのすぐ近くにある「ベン・タイン市場」へ向かおうとした。

 すると、ホテルの従業員さんが
 「あそこは観光客向けの値段で、ものすごーく高い。」
 「サンダルを買うなら、ビン・タン市場に行った方がいい」と言う。
 「ビン・タン市場」は、ホテルのあるここからは少し離れたチョロン地区という所にある。

 今からそこに行くには少し遠いので、明日行くことにして
 とりあえず、ぶらぶらとベンタイン市場へと向かった。

 しかし、信号があってないようなもので、道路を渡るのも一苦労。
 バイクがあちこちから走ってくる道路を、何とか渡ろうと試みる。
 すると、道路を渡ろうとしているベトナム人のおばあちゃんと孫らしき2人連れを見つけた。
 2人の後にぴたっとくっ付き、恐る恐る渡った。
 コツは、ゆっくり徐々に歩いて行けばいいようだった。
 そうすれば、バイクの方からよけてくれる。

 ベンタイン市場に行く途中、歩道にたくさんの排泄物。
 「動物の物」かなと思いながら歩いていると
 歩道に座り込んだり、寝転がっている人達を数人見つけた。
 そうか、そういうことなのかと思った。
 これもベトナムの現実なんだと思った。
     ベンタイン市場近くの道路
    ベンタイン市場に到着。

  市場内
   


  2年前に来たのをすごく覚えいて、とっても懐かしい。
 雑貨、靴、衣料品、食料品・・ ありとあらゆるものが売られている。
 歩いていると、色々な所から日本語で呼び止められる。
 「おね〜さん。おね〜さん!! 安いよ。」
 あちこちから発せられる日本語を聞きながら
 2年前は、こんなに日本語で話し掛けられたのだろうかと考えていた。

 しばらく、広いベンタイン市場の中を一通りぶらぶら歩いてると
 とても喉がかわいてきたので、ベトナム風のカキ氷「チェー」を食べることに。

 日本語で呼び止めてきたお姉さんに、「チェーが食べたい。」と言うと
 市場の中の、チェーの店に連れていってくれて、何やら注文してくれた。
 チェーは、小豆と寒天とミルクと氷が詰まった甘いデザート。
 喉の渇きと疲れを癒してくれた。
   チェーのお店
    チェーを食べている時に、さっきのお姉さんが、しきりに日本語で話し掛けてきた。

 このお姉さん、日本語を習い始めて1年ぐらいだと言う。
 この後に会った人達も、ここ1年の間に日本語の勉強を始めたという人が
 とても多かった。
 それだけ、ここ最近の日本からの観光客の増加が顕著ってことかな。

 そのお姉さんは、ここの市場でお店をやってるみたいで
 しきりに買いに来てくれと言っていた。
 Tiger Beer TシャツとホーチミンTシャツ2枚3USj(1USj≒125円)で手に入れ
 ホテルへ戻った。

 夕食は、ベトナム風お好み焼き「バインセオ」を食べたいとホテルの人に話した。

 案内してもらった所は、これまた2年前に来たことのあった露天のお店だった
 すごい偶然! 懐かしいなぁと思って感激したんだけど
 後でガイドブックを見たら、ここは観光客にかなり有名なバインセオのお店だった。
 それで、ここにまた来られたのね。

 夕食は、生春巻・バインセオ・サラダうどんのようなものを頼んだ。
 生春巻は、ライスペーパーにしっかり巻かれて素朴な味がしておいしかった。
 バインセオも、パリパリしてとってもおいしかった。ほんとにボリューム満点。
 それから、レモンジュースがとってもおいしかった。
   バインセオ
        私がデジカメでご飯を撮っている時に、7〜8歳の女の子2人が
 それをしきりに見つめていた
 あまりにかわいかったので、写真を撮ろうと、私が「おいでおいで」したが
 ほっぺたをふくらませて「プイ」っとされてしまった。
 か、かわいい!
 あきらめずに手招きしていたんたけど
 反対に女の子達の方が、こっちに来いと手招きしてきた。
 しばらくそんなことをしていたが、そろそろ帰ることに。

 この日の夕食代は、2人で5万ドン(1円≒100ドン)ほどだった。
 こんなに食べて、500円ぐらい。

 バイクに乗っていざ帰ろうとした時、さっきの女の子の1人が駆け寄ってきた

 私に、1冊のノートと、黄色い羽飾りが付いたブレスレットを2つ渡して走り去って行った。
 最初はなんのことかわからず、売りつけられたのかとボー然としていたが
 どうやらプレゼントしてくれたみたい。
 あとで、ノートを見てみると一番最後のページにベトナム語で何か書いてある。
 何て書いてあるんだろう?名前かな?
 未だに読めないまま。

 そんなこんなで、1日目終了。
 早い現地到着のおかげで、1日目から満喫。







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